抗争のはてに…

かつぶし

2008年09月26日 12:52

前の記事を、グチモード全開で書いてしまいましたが
ようやく解決いたしました。


長く、1ヶ月以上の抗争の日々を経て、出した結果は…

” HONDA ステップワゴン スパーダ 2.4 ” 
色は” バスクレッド・パール ”

と、言うことになりました。


そうです

”惨 敗”(TT▽TT)ダァー

唯一、色を”バスクレッド”紅にしたことで
一矢報いたと!!


長い長い抗争の経緯は以下に…

8月お盆明けより繰り広げてきた
「新車買い替え抗争」ですが、ついに終焉を迎えることとなりました。

低価格・アフターサービス重視のTOYOTA ノア
収納力・快適性、使いやすさのNISSANN セレナ
デザイン・走行性、(父ちゃんこだわり)のHONDA ステップワゴン

この三つ巴の戦いを制するのはどれか!


前半戦、バツグンの収納力と車内の快適性。細かいところの機能充実で
セレナがダントツ優位でした。続いてノア。
キャンプでの使用を考えれば、ステップワゴンに勝ち目は無いと思われました。

ところがここで、父ちゃんから逆襲のノロシが上がりました。
「思い入れの無い車には乗りたくない。運転がつまらないのはイヤだ!」と。
乗ったことのないメーカーに、思い入れが無いのは
あたりまえだと思うのですが…

ここで「家族と荷物の移動手段である、道具としての車」という考えと
「自分の趣味と実用を兼ねた、こだわりの一品としての車」という考えがぶつかるわけです。


お互い、ここは「熱く」なったほうが負ける!と思っているので
日々冷戦…腹の探り合いと、軽いジャブの応酬がつづく毎日

このままではラチがあかないので
「誰のための車か。よぉ~~く考えるように。」とボディーブロー!
続けて「父ちゃんのおもちゃじゃないんだから。」と娘1号の抉るようなアシスト

ところが、ここで寝返ったヤツがおりまして…
「ステップワゴンでもいいじゃ~ん。もうなんでもいいよ。」
流されやすく飽きっぽい娘2号が、ちびまるこのごとく言い放ちました。

どうやら、毎晩のように「車どれがいい?」といわれ続け
どうでもよくなってしまったようです…


勢力が二分され、ますます決着がつきません。
そこで、お互い諦めがつくようにと切り札を出しました!

・ステップワゴンに、キャンプ道具を父ちゃん一人で全部乗せられたら、納得する。
・乗せ切れなければ、ステップワゴンはスッパリ諦める。

”父ちゃん一人で”と言うのがポイントです。
案の定、あちこちに隙間を残しつつ詰め込んでいきます。
しかしながら………どうにかこうにか積めましたよ。とりあえず。

切り札を出す前に、娘1号と話し合って…
キャンプは年に3~4回だけど、買い物なんかでほぼ毎週車に乗ります。
その度に”ブツブツ”言われるのも鬱陶しい
なので「入ったら」勘弁してやろうと言うことにしてました。


「入ったじゃん!!」と大いばりの父ちゃんを他所に
インナーマットや食材を入れるケースなど、積めてないものをチェック。
アチコチいびつに空いた隙間を考えれば、なんとか入るかな…と
相当「大目に見て」OKを出しました。


決まったとなると、いい気なもので
「やっぱり排気量2.4のほうが良いなあ♪」とか「このオプションも付けよう!」とか
浮かれポンチなわけで

この態度に普段温厚な1号が…
・天井がガラスなのに開かない(今度のは開閉しません)
・肘掛にドリンクホルダーがない。(他のには付いていた)
・おにぎりがおけない。(他のにはテーブルがあった)
・なんかちょっとせまい。(確かに全体的に狭い)

私たちは、こんなに我慢することが多いのに
「父ちゃんばっかり好き勝手にさせない!」と

「色は私の好きなのにしてもらう!!」


車種や選んだグレードによって、色も選べる範囲が決まっており
娘好みの色があるかどうか…と、選んだ色が

”バスクレッド・パール”

深紅のメタリックと言うような感じで、なかなか素敵な色です
ステップワゴンで一番「売れてない」色のようですが("▽")
そんなの知ったこっちゃないんです!色は大変気に入りました♪


「なんちゃらグレー」が良かった父ちゃんは
最近解散した「悲愴感」が漂ってましたが…


試乗車を貸してくれたディーラーさんも、一安心しておりましたが
値段の最終交渉で、私が切々と攻防戦の一部始終を語り
断腸の思いで契約するのに納得がいく値段を言ったところ
笑顔が消え…頬が引きつり…やはり「悲愴感」が漂って…
支店長とのやり取りの結果、多少譲歩しましたが満足の出来る契約にしてきました。

私たちは車の広さで泣き、父ちゃんは色で泣き、ディーラーさんは価格で泣き…
これぞ「三方一両損」の大岡裁き!
と、言うことにしておきましょう(^^ゞ



「私は最後までイヤだったんだけど~。父ちゃんの我がままで決まっちゃって~」と、
娘2号が言いふらしてます




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